海外一人旅、どこに行ったらいいの? 世界遺産 古都慶州と釜山の旅 2 (おいしい物編)
はじめての海外一人旅、どこに行ったらいいの?
最も手軽なのは、釜山(プサン)です。
アラフィフ男子ですが、一人旅が好きで、海外にも一人で行きます。
一人旅の醍醐味って何ですか?
私が考える一人旅の醍醐味は、訪れる街で「異文化を知る」、気兼ねなく自分の好きな「おいしいものを食べる」、リゾート気分で「一人でゆっくり骨休め」の3つです。
この3つをテーマに釜山でどんな体験ができるのかご紹介します。
前回のブログで「異文化を知る」について紹介しました。
このブログでは、二つ目、三つ目の「おいしいものを食べる」と「一人でゆっくり骨休め」を紹介します。
おいしいものを食べる
一人旅では気兼ねなく、いろいろな所を訪れることができます。
ドキドキですが、ちょっと冒険してみると、今まで見たことも聞いたこともなかった、その地での意外な発見があるかもしれません。
チャガルチ市場
釜山と言えば海鮮です。
鮮魚ではチャガルチ市場がとても有名です。1階が鮮魚店が沢山あって、歩いていると「おにいちゃん!おいしいよ!!どぉ~」と日本語で声をかけられます。様々な魚、貝、タコやカニなどが生簀に入れられていて、見て歩くだけでも結構楽しいです。
旬なものなどは、お店の人に聞けばすぐに答えてくれます。おおよその予算と食べたいものを言えば適当に見繕ってくれ、交渉で少し安くしてもらうこともできます。
購入した新鮮な海産物は、2階で調理をしてもらって食べることができます。鮮魚店の人に「この市場内で食べる」ことを伝えれば、2階の料理店の人に話をつけてくれます。料理店の人に、ついていけばテーブルまで案内してもらえます。料理代と飲み物代は別途に必要です。
特に、ここ釜山ではタコの生け作りが有名です。とても新鮮タコは、まだ動いています。ごま油が掛かっていて香りがよく、口に入れると吸盤が口の中で吸い付いてきます。
この時は、ヒラメのお造りと貝を見繕ってもらいました。
デジクッパ
西面の裏通りにデジクッパ通りという通りがあります。西面駅からは南西に出てすぐのところです。
デジクッパとは、茹でた豚肉の入った豚骨スープです。豚骨スープを出すのに大きな窯で一日以上煮込むようです。
日本のラーメンの豚骨スープのように塩味があまりついておらず、あとから塩や薬味を入れて味を調整します。キムチや塩辛を少し入れて、ご飯と一緒に食べると最高においしいです。
ちょっと話がそれますが、このデジクッパ通りから少し路地に入った辺にはレートの良い両替屋さんもあります。私はカードで支払うことがほとんどですが、お店によっては現金のみのところもあるので、少し現金が必要なことがあります。その際はこの辺りで両替しておくとお得です。
また、西面にはロッテデパート、沢山のお店がある地下街など、ショッピングの街です。ファッショや雑貨などのお店も多いので、買い物にはとても便利な街です。
アワビがゆ
朝食にちょうど良い2つのメニューを紹介します。
一つ目は、アワビがゆです。
アワビがゆの有名なお店としては、済州家というお店があります。私が行ったのは2店舗ありまして、1店舗は南浦駅から釜山タワーの入り口のほうに少し歩いたところ、2店舗目は海雲台のパラダイスホテルの辺りです。このほかにも西面や釜山駅にもあるようです。
この緑色なのがこのお店の特徴なのだと思います。アワビの香りがして、とてもおいしいです。
シジミスープ
朝食にもってこいの、2つ目のメニューは、シジミスープです。
西面駅から少し北に向かったところにある、河東ジェチョッというお店のシジミスープはとても有名です。
シジミスープはニラが少し入っているのでニラの香りとシジミの味がとても濃厚です。この定食のどこがすごいかって、副菜の数がすごいんです。シジミスープ以外に豆腐の味噌汁のようなものや、ご飯を入れればそのままビビンバになるものまで。。。朝食としては多すぎるぐらい。
サンパッ(慶州)
慶州の名物はサンパッです。サンパッとは韓国語で「巻く」という意味なのだそうですが、いろいろなお惣菜を葉野菜で巻いて食べます。
このサンパッ、何しろお皿がたくさん出てきます。20皿以上はありましたね。
それぞれは少しずつなのですが、これを食べていくと、結構おなか一杯になります。
慶州でのおやつ・皇南パン:慶州では街の中を結構歩きましたので、途中少しおなかが減りました。おやつには慶州の銘菓「皇南パン」があります。
日本でいうところのこし餡が入った饅頭ですね。
一人でゆっくり骨休め
釜山で一人ゆっくりするなら、おすすめはチムジルバンです。チムジルバンとは日本でいうところの健康ランドのようなものです。比較的温度の低い低温サウナや垢すりがあるのは、韓国特有だと思います。
私が釜山でよく行くのは、新世界スパランドです。新世界スパランドはセンタムシティーにある新世界百貨店の建物の一部に入っています。センタムシティー駅の駅前なのですぐにわかると思います。
まずは、新世界スパランドの入り口を入り、入場チケットを購入します。入場料は2000円程度ですが、特に時間制限はなく、とてもお得と感じます。いったん入場してしまえば、ICチップの入った腕輪をくれるので、管内での飲み物、垢すりや床屋などの追加もこのチップで「ピッ」とするだけで、帰るときに清算すれば大丈夫です。
特に平日の午前中などはとてもすいているので、広い温泉を独り占めできます。
とても癒されますので、ぜひ一度訪れてみてください。