サラリーマン生活に役立つ資格試験ってどんなものがあるの?(サラリーマンの自己研鑽)
サラリーマン生活に役立つ資格試験ってどんなものがあるの?
実体験でサラリーマン生活に役立った資格試験をご紹介します。
アラフィフサラリーマン、うまくサラリーマン生活を乗り越えるためにも、いくつかの資格試験にチャレンジしてきました。
- はじめに
- 1.日商簿記
- 2.品質管理検定(QC検定)
- 3.ビジネス実務法務検定
- 4.ITパスポート
- 5.ファイナンシャル プランニング(FP)技能検定
- 6.ビジネスマネジャー検定
- 7.TOEIC
- 8.世界遺産検定
- まとめ
はじめに
アラフィフサラリーマンの私はすでに25年ほどサラリーマン生活をしています。
大学は理系だったこともあり、ガッツリ研究したいと思って入った会社でしたが、早々5年目の人事異動で他の部署に異動しました。
そこから、ほぼ5年ごとに異動を繰り返して、いろいろな業務を担当しました。途中で管理職にもなり、部下もできました。
もともと理系で世間知らずなのですが、会社の様々な部署で働くほどに、「経験」と「知識」が足らないことを思い知らされました。
「経験」はチャレンジによって得られる
同じ経験を得るにしても、サラリーマンの場合「のほほーん」と漫然と仕事をしていて得られる経験はあまり質のいいものではありません。
自営業や経営者の方で「のほほーん」としている方なんて、いないと思いますが(そんなことしてたら、食べていけないか、会社がつぶれます)、サラリーマンはそれが出来ちゃいますからね。。。。
会社の諸先輩方を見ていても、チャレンジしない人は脱落されていくことが多いように感じました。
今の自分の力(100%)を超えて、110%ぐらい頑張らなければならないことでも、一旦チャレンジして成し遂げれば、次回はその110%が100%になります。つまりチャレンジすればするほど、どんどん自分が成長していきます。
資格試験も、このサラリーマンのチャレンジの一つです。
「知識」は「経験」を補完するもの
私はすでにサラリーマン生活が長いほうですが、経験できる数はその期間に依存します。 もちろん前述のようにチャレンジしない人は論外ですが。
「経験」の少なさを補完するのが「知識」です。そもそも知識とは過去の方々が学んだ経験が記録されたものです。自身が経験したことがなくても、過去の人が経験して得たものを知識として自分に活かすことが、知識を増やす本当の利点だと考えます。
資格試験を受けることは、その学習の過程で知識を増やす最も簡単な方法です。
ここでは、サラリーマンがちょっと背伸びして手が届き、サラリーマン生活に役立つ資格をご紹介します。
というのも、よほどの資格試験、例えば弁理士、司法書士、行政書士、中小企業診断士、税理士など士業と呼ばれる資格に合格すれば、それを生業に仕事ができるかもしれません。しかし、これらの資格は、あまりにも難しすぎるので取り上げません。
1.日商簿記
やはり、王道は簿記試験ですかね。正確には、「日商簿記検定試験」です。
理系の私は、簿記というものが何かということも知りませんでした。
簿記とは、簡単に言うと会社の家計簿の作り方です。
なんだかんだ言っても、会社の基本はお金です。なぜなら、そもそも儲からない(利益を出さない)会社は存在しないからです。そのお金の出入りを記録するやり方が、簿記なのです。
最初に簿記3級を受験しました。その後、簿記2級まで取得しました。
簿記1級は次元が違うぐらい難しいので、サラリーマン(経理所属などでなければ)としては簿記2級までで十分です。
簿記2級までで、減価償却、仮勘定や原価計算などがわかるので、会社での予算立案や経費処理に役立ちます。
2.品質管理検定(QC検定)
品質管理検定はメーカーの人には特に有用です。
不良品数の統計処理の方法や不良品発生の原因究明のためのツールなどを学びます。
QC7つ道具というものがあるのですが、特製要因図やパレート図などはマーケティングなどにも応用ができますので、メーカーでなくても少し勉強してみる価値はあります。
品質管理検定は4級からあります。4級は大学生程度の一般常識的な試験です。
1級になってくるとメーカーの工場などで実務経験を有しなければ合格が困難かもしれません。
おすすめは2、3級で、普通のサラリーマンの仕事で実際に役立つ内容と思います。
ちなみに私は2級まで取得しました。
3.ビジネス実務法務検定
ビジネス実務法務検定は東京商工会議所によって行われています。
商工会議所が行う検定試験は合格ラインが70点程度と若干難しいです。しかし、商工会議所が主催するだけあって、この ビジネス実務法務検定もサラリーマンには役立つ内容です。
私は、このブログを記載している時点で3級を取得しています。
基本的な民法や商法の内容を学べ、契約書を読むにあたって役立つと思います。
もう少し勉強して2級を取得すれば、契約書などの骨子を作れるのかもしれません。今後とも継続して勉強していきたい資格試験の一つです。
4.ITパスポート
現在のITパスポート試験はCBT(Computer Based Testing)になっていますので、申し込めば自宅で受験することができます。私が受験したのは少し前で、まだCBTではなく近くの大学の講義室で受けました。
ITパスポートを受けたのは、私の会社でもシステムを導入してオフィス作業の効率化などを行っていた時です。
そのようなシステムを供給するITベンダーと話をするのですが、当初は素人のため基本的な言葉もわかりませんでした。
ITパスポートは必ずしも難しい試験ではなく、初歩的なものですが、作りたいシステムや構築したいホームページなどの仕様について、ITベンダーと話をするには十分な知識を得ることができます。
また、システムの導入するに際して必要なセキュリティーに関する知識なども身に着きます。
そして、ITパスポートは国家資格なんですよね。
5.ファイナンシャル プランニング(FP)技能検定
FC検定は、ITパスポートと同様に国家資格です。
FC検定には1、2および3級がありますが、基本的には3級を取得しなければ2級を受けることができません(実務経験を有する方などは例外があります)。
では、どんな資格かというと個人の生活に密着したような問題、例えば、老後の資金計画、生命・損害保険などによるリスク管理計画、資産運用や税金、不動産や相続などに関する知識とアドバイスできる能力をつけるものです。
私は3級を取得はしたのですが、後から考えると私が所属する業界ではあまり役に立つ内容ではなかったので、それ以降は勉強を続けてはいません。
保険業界や金融業界にいらっしゃる方であれば、その知識は必須かもしれません。
6.ビジネスマネジャー検定
このビジネスマネジャー検定も東京商工会議所の主催する検定試験です。
この試験は管理職をされている方、あるいはこれから管理職になる方に受験することをお勧めします。
この試験を受けるにあたって、マネジメントやマーケティングの基礎と時事問題を学習します。
すごく難しいわけではないのですが、問題が結構な長文なので 、読むのが遅い私にとっては時間の余裕があまりありませんでした。
7.TOEIC
私が最も苦手なのが英語です。
別のブログでも書いているのですが、私は海外旅行が大好きです。ところが、英語があまり得意ではありません。
これまで、TOEICは何回か受験しているのですが、目も当てられない結果となっています。
とはいえ、グローバル化が叫ばれる近年、これからのTOEICはさらに重要になってきます。
私については、何か英語については打破する勉強法を考える必要があります。
8.世界遺産検定
最近、世界遺産検定3級を取得しました。
私は旅行業界などではないため、この資格は仕事とは関係ないのですが、旅行が好きな私にとってはとても勉強になりました。
また、世界遺産検定3級の取得や個別の世界遺産などの話題が豊富になって、飲み会などで話が尽きなくなりました。
教養としてはとても良い資格だと思います。次は2級を頑張りたいですね。
まとめ
8つの資格試験について記載しました。
サラリーマンの自己研鑽としてはどの資格試験もとても良いものです。サラリーマンたるもの日々研鑽して、さらに良いサラリーマン生活を送りましょう。